連合主催の国際シンポジウムが開催されました。 日時 4月14日 13:00~17:30 場所 品川 THE GRAND HALL 3階 内容は、国民の安全・安心な暮らしを守る良質な公共サービス実現のために「熊本地震から一年 大規模災害時における消防職員の活動と団結権の必要性」 でした。 日本国憲法第28条において、勤労者の労働三権が保障されていますが、 日本の消防職員には認められていません。 ILO(国際労働機関)は日本政府に対し、 公務員への労働基本権の付与、消防職員等への団結権・団体交渉権の十全の 付与など、10回目の勧告を行いましたが、 消防職員においては、国民の生命・財産を守るという職責に支障を及ぼすという 曲解のもと、国際的にも異例ですが、団結権が制約されています。 これらの状況を踏まえ、一年が経過する熊本地震を振り返りつつ、 大規模災害時に消防職員が果たした役割の検証と団結権回復の必要性について、 諸外国の状況も踏まえたシンポジウムでした。 |
4月14日 連合主催国際シンポジウム 講演「熊本災害から1年」
2017年04月25日 14:12